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アサシンクリード リベレーション part71-337~342 337 名前:アサシンクリード リベレーション[sage] 投稿日:2017/12/19(火) 12 03 54.53 ID ovyzy/KX0 [1/6] いつも通りデズモンドがアニムスで先祖の記憶を体験するって設定は同じ。 キャラクター紹介などは公式サイト見ればいいと思うよ。 【シリーズに共通する用語説明】 アニムス…遺伝子の記憶を体験するための装置 エデンの果実…”かつて来たりし者”が作った物体で別名リンゴ。使用者の意志で他人を操る力を持つ ”かつて来たりし者”…太古に文明を築きそして滅んだ者たち。人類を作り出した アサシン教団…民のの自由のために影から戦う者たちの集団。つまり主人公たちがいる組織 テンプル騎士団…個人の自由を奪って支配し秩序を保とうとする組織。現代のアブスターゴ社。 338 名前:アサシンクリード リベレーション[sage] 投稿日:2017/12/19(火) 12 05 04.55 ID ovyzy/KX0 [2/6] ・現代(デズモンド)の話 ブラザーフッドでジュノーに体を乗っ取られルーシーを刺殺した続きの話。 デズモンド自身の精神が先祖と融合して崩壊し廃人になりそうだったのでアニムスへつながれる。 アニムスの中で被検体16号(デズは17号)と出会い、助けられながら先祖の記憶をたどり自我と先祖の離別をすることに。 ・過去の話―16世紀 エツィオ51歳でブラザーフッド後の話。 ローマからマシャフ(1の舞台)の地下に隠された書物庫を求めて来た。 書物庫に入るには300年ほど前ニコロポーロがコンスタンティノープルに運んだ5つの鍵が必要で 1つは敵の手にあるが残り4つはどこにあるのか? コンスタンティノープルのアサシン教団に協力しながら鍵を見つけることにする。 339 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2017/12/19(火) 12 06 28.41 ID ovyzy/KX0 [3/6] ニコロポーロの交易所跡を探ると鍵と地図を見つける。 そのカギには1作目の1年前のアルタイルの記憶を観る。(鍵は鍵だけどどう見てもDVDとかの記憶媒体) 地図は残りの鍵のありかを示しているようで、女性学者ソフィアの協力のもと解読を進る。 (本来はシナリオを進めると順に記憶を観ることになるが、まとめてここで記載しておきます) ・2つ目の鍵には1作目直後のアルタイルの記憶。アッバスがリンゴを使って力を得ようとするが力が暴走。アルタイルがリンゴを奪い返し分裂した教団を導く立場になり、リンゴを保管するようになった。 ・3つ目の鍵はアルタイルが63歳当時、長期間にわたるモンゴルへの遠征中にアッバス率いる腐敗した教団に妻と息子を殺されマシャフから逃げる記憶。 ・4つ目の鍵はアルタイルが82歳当時。マシャフへ戻り教団を腐敗させたアッバスを葬り教団を再び結束させる。 ・5つ目の鍵はアルタイルがニコロポーロへ鍵を託す記憶。 ・最後の鍵にはアルタイルが息子と分かれリンゴを隠し即身仏となる記憶。 340 名前:アサシンクリード リベレーション[sage] 投稿日:2017/12/19(火) 12 07 15.96 ID ovyzy/KX0 [4/6] スルタン孫のスレイマンの護衛をして知り合いになり、テンプル騎士団とつながっているイェニチェリ(オスマン帝国精鋭部隊)の調査をすると、 イエニチェリのタリクは敵に武器を横流ししていた。 タリクを暗殺すると、彼は二重スパイでテンプル騎士団を一網打尽にしようとしており、カッパドキアでの敵の配置図も入手済みだった。 この地のテンプル騎士団を率いていると思われるのはビザンツ最後の王の甥マヌエル・パレオロゴス カッパドキアへ渡り暗殺。奪われていた鍵を手は入れるが、 しかしテンプル騎士団の首領はアフメト皇子(スレイマンのおじ)だった。 アフメトはエデンの果実を手に入れることを目的としており、最後の鍵をソフィアに聞き出すため誘拐する。 なんとか救い出し危機を乗り越えアフメトを追い詰めるとスレイマンの父セリム一世にアフメトは殺される。 ソフィアと共にマシャフへ。 4つの鍵で開いた扉の先には骸骨になり椅子に座るアルタイル、その手には最後の鍵を持っていた。 アルタイルの記憶をもとにリンゴを見つけるがそのまま触らずにいるとデズモンドが今聞いているのを感じる。 エツィオ自身の人生はデズモンドへのメッセンジャーであると自覚する。 そして”かつて来たりし者”の伝達者としてメッセージを送る…。 341 名前:アサシンクリード リベレーション[sage] 投稿日:2017/12/19(火) 12 08 31.13 ID ovyzy/KX0 [5/6] ・現代 エツィオの全ての記憶を見終えたとき、16号と会っていた場所が崩壊し16号共々データ消去される。 そして”かつて来たりし者”の言葉を聞く。 世界を守るための宝を地下に隠し、すべての宝物庫の知識はとアメリカのある一点に集まるようにしていたこと、 ミネルバ、ジュノー、今語りかけている男性の3人の役目は集めた知識から世界を救う方法を複数見つけ出し試したが失敗し世界は崩壊した。 再び来る災厄から世界を守るため再びその宝物庫へと向かえと言われる…。 Assassin s Creed IIIへ続く。 342 名前:アサシンクリード リベレーション[sage] 投稿日:2017/12/19(火) 12 11 35.46 ID ovyzy/KX0 [6/6] おまけ DLC「失われた記憶」 ※クレイが主人公の一人称視点アクションです。 被検体16号ことクレイ・カズマレクはウィリアムに出会いアサシンとなる。 クレイはアブスターゴに潜入していたルーシーを救出すべくわざと捕まり被検体となる。 だがルーシーは既にアブスターゴに寝返っており、自信が脱出することすらかなわなくなる。 そんなとき”先に来たりし者”に「デズモンドを助けよ」と告げられ、アニムスのプログラム内に自我を残し自殺。
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* ・プレミアムBOX スティッチ スクランプ マリー レディ ペリー ジャック サリー ゼロ ウッディ バズ・ライトイヤー ジェシー ロッツォ マイク サリー(M.INC) ダンボ アリス 白うさぎ チェシャ猫 ヤングオイスター ティンカー・ベル バンビ とんすけ ミス・バニー エルサ アナ オラフ スヴェン マレフィセント アリエル フランダー セバスチャン ラプンツェル パスカル ベイマックス ベル 野獣 ハピネスBOXへ イベント等へ 画像 名前 初期スコア スコア上昇値 スキル発動消去数 スキル説明 スティッチ 80 - 14 縦ライン状にツムを消すよ! スクランプ 80 - 13 使うたびに何が起こるかわからない! マリー 80 - 13 ランダムでボムが発生するよ! レディ 80 - 11 少しの間ツムからコインがたくさんでるよ! ペリー 70 - 15 数ヶ所でまとまってツムを消すよ! ジャック 70 - 22 少しの間タップだけで消せるよ! サリー 80 18 13 クロス状にツムをまとめて消すよ! ゼロ 100 - 10 ゼロが少しの間姿を消すよ! ウッディ 70 - 16 画面中央のツムをまとめて消すよ! バズ・ライトイヤー 50 - 14 画面下のツムをまとめて消すよ! ジェシー 60 24 15 画面中央のツムをまとめて消すよタッチをし続けると範囲が広がるよ! ロッツォ 100 12 14 十字状にツムをまとめて消すよ! マイク 80 - 15 縦ライン状にツムを消すよ! サリー(M.INC) 80 - 19 大きなサリーが発生するよ! ダンボ 80 - 15 縦ライン状にツムを消すよ! アリス 70 - 15 画面中央に大きなアリスがでるよ! 白うさぎ 90 - 15 少しの間時間が止まるよ! チェシャ猫 80 - 14 ランダムでツムを消すよ! ヤングオイスター 80 - 20 下にヤングオイスターが増えるよ! ティンカー・ベル 80 - 14 横ライン状にツムを消すよ! バンビ 100 30 13 数ヶ所でまとまってツムを消すよ! とんすけ 80 - 7 画面中央のツムをまとめて消すよ! ミス・バニー 80 - 18 ランダムでボムが発生するよ! エルサ 90 - 13 下からツムを凍らせてまとめて消せるよ! アナ 90 - 16 一緒に消せるエルサがでるよエルサは周りも消すよ! オラフ 80 - 15 斜めライン上にツムを消すよ! スヴェン 80 - 15 横ライン状にツムを消すよ! マレフィセント 70 - 23 つなげたツムと一緒にまわりのツムも消すよ! アリエル 90 - 14 サークル状にツムを消すよ フランダー 90 - 14 横ライン状にツムを消すよ セバスチャン 100 30 14 ランダムでツムを消すよ! ラプンツェル 90 - 14 違うツム同士をつなげて消せるよ! パスカル 100 - 9 パスカルが他のツムに変わるよ! ベイマックス 80 21 14 ランダムでツムが大きくなるよ! #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (ベル.jpg) ベル 80 - 15 ハート状にツムを消すよ! 野獣 90 - 28 斜めライン上にツムを消すよ!
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最終更新日時:2017-01-29 23 52 02 (Sun) >>活躍選手情報スレ 画像 フォメ情報 獲得できる監督 総合力 6 イエーガー 敏林 千波 攻撃力 5 スピード 2 守備力 3 テクニック 5 中盤の構成力 7 パワー 3 3-5-2 難易度 6 スタミナ 5 肩書き 世界を目指したN-BOX ポジ 能力 属性 活躍選手 GK P ◎ブッチ ◎エルデラ ルイージ ヤルスク RSB P+S 〇グレイシー ロスタ マルゲリータ バイアーノ サンタクルスミケーレ タウメント CB T ☆ロスタ 〇エルニーニョ 岡本徹 センニーニ バロン ペトレスクマルゲリータ マイナー モントーヤ グレイシー LSB P ◎マンチーニ ◎ギード ゴドフロア ヒメネス ベットリッヒ ワムテル RDH S+P 原西貴明? ◎シュレーダー 〇ジャンニケッダ シルバ マイナー サケッティ ヒューズ LDH P 庄内敏夫? ◎ターヒュッツ ◎ハシェック ルドルフ ヒューズ カークレオポール ガリアーノ ビットマン ペジェグリーノ CM★ T要T10 ☆八谷浩二? ☆リートフェルト ☆コジーニョ ◎ノテウス ◎ガルシア ◎イライソス◎ピオラ 〇ジャミ ヒューズ ランフォード カルデロン 秋月春彦 大野真一郎 ROH T ◎ドラビッチ ◎サイコビッチ セナ カルデロン パサレラスタービレ ドナルド フットレ ベック ジノラ バスラー ゴンザール シュバイツァー LOH★ T ◎アベル ◎ルノー セナ ジノラ 秋月春彦 コジーニョ ヒューズ ディマスハシェック ラモン・渡辺 ライムンド ルドルフ マイルズ アベル ドールマン RCF★ P 高山尚幸? ◎ロハス ◎ファン・ローイ ◎ピレリ ◎クロイツエルボマ アルフォンス ガンプ ディアラ アリストテレス フェロー LCF P ◎権藤隆史? ◎ロハス ◎ファン・ローイユリアーノ カミュ ディアラ ビーティー ※…★はキーポジション キーポジション 司令塔 CM N-BOXにおいて絶対に欠かせない最重要ポジション。中盤の中央にポジションを取り、攻撃においても守備においても重要な役割を担う。高い個人技と戦術眼、豊富な運動量に的確なポジショニングとセントラルMFとしての資質が問われる。 左オフェンシブハーフ LOH ただ左サイドに張るだけではなく、ときには中央にポジションを取ったりと頻繁にポジションチェンジを繰り返す。プレーではパス出しにドリブル突破、前線まで飛び出してのシュートなど、マルチな才能を見せる。 ストライカー RCF 前線でポストプレーを行い、2列目の攻撃参加を促す。そしてDFを反転してかわし、ゴールを挙げる。また積極的にプレスを仕掛け、サイドのカバーも行う。 監督理解度 攻撃型 バランス型 守備型 X カラヴァン 〇 アクエル 〇 イエーガー △ ケルクホフ △ イ・ヨンス X コンティ 〇 アルメイダ 〇 ゴンザレス 〇 ザイド・ファタラ △ ガウルテリオ 〇 佐伯 △ シモンズ X ダビーサス △ シマク △ ドイル X チャールズ △ ジャンヌ 〇 敏林 △ ベルナール △ ジョルジュ 〇 J・フィルマーニ △ ホッベル X タウンゼント X M・フィルマーニ △ 千波 〇 ドラゴビッチ △ フルニエ 〇 フィオーセ △ ラクテオノフ 〇 フェルナンデス 〇 ハッサン X ブリッジス △ フィヨルトフト △ デューラー X リッター X ルビーニョ 本日訪問者数: - 昨日訪問者数: - 名前 コメント ダビーノ 7年目 CB 本A 30試合 0G 0A 1Y 0R 2.63 -- Viva Mexico (2017-01-29 23 52 02) 常田 直人 6年目 CM 本A 30試合 10G 10A 1Y 0R 3.00 -- Viva Mexico (2017-01-29 23 44 18) 林 -- 名無しさん (2015-12-25 20 10 48) 本A ROH イギータ4期 30 5 21 3 0 3.20 -- 名無しさん (2013-09-15 03 37 23)
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「ねえねえ、どうだったアサシン」 『とっても上手だったよ。マスターが楽しんで歌ってるって見てる方もわかるぐらい元気いっぱいで、ダンスのキレもすごかったもん。でも』 「でも?」 『あんまりマネージャーさんを困らせたら駄目だよ』 「だってアサシンとはやく遊びたかったんだもん!」 赤城みりあはTV局の楽屋にて、見えない誰かとおしゃべりをしていた。 虚空に向けて語りかける彼女を誰かが見咎めても、幼い時期の子供特有の頭の中の友達に話しかけていると捉えるか、はたまた不思議ちゃんとして売り出す準備をしているか程度にし か思われないだろう。 しかし彼女は確かに実在する存在と会話をしていた。自分の持っていたシャブティが姿を変えた存在――サーヴァントと。 『マネージャーさんはマスターのことを思って言ってくれてるんだから、ちゃんと言われたことを守らなきゃ』 「だって私、ちゃんとみんなにお疲れ様でしたって言ったよ」 『うっ、確かに……。だ、だけど、そうしなさいって言われたってことは、きっとそうしなきゃいけないんだよ。次からは全員に聞こえるように大声でお疲れ様でしたって言うだけじゃ なくて、きちんとひとりひとりにも挨拶しよ。ね? マスター』 「えー……。…………でも、アサシンがそういうならそうするね」 『うん』 みりあがアサシンの言葉に納得した次の瞬間、楽屋の扉が開かれた。早歩きで中に入ってきたのはスーツを着こなした三十代半ばの女性――みりあのマネージャーだ。 その顔つきは険しく、先ほど収録が終わると同時に、出演者全員にきちんと挨拶することなく飛び出していったみりあに怒り心頭のようである。 「みりあ! あなたね、自分の立場ってものがわかってないの!? まだ駆け出しのヒヨコでしかないあなたがこの街のお偉いさんに目を着けられたらひとたまりも――」 「プロデューサーごめんなさい! 今度からちゃんとひとりひとりに挨拶します!」 「まだ子供だからわからないかも知れないけど………………て、え? ど、どうしたのよ急に」 「プロデューサーは私のことを思って言ってくれてるから、ちゃんとしなさいって言われたことは守らなくちゃって」 「え、ええ……。なんだわかってるじゃない。それならいいんだけど、次から頼むわよ」 「はぁい。あ、そうだ! ねえねえプロデューサー、今から友達とショッピングに行ってきていい?」 「今から? まあまだ明るいから構わないけど、絶対に路地裏とか人気のないところに行ったら駄目よ? あと暗くならない内に帰宅すること。ちゃんと守れる?」 「うん!」 「なら行ってよし」 「やったぁ! 早くいこ♪ アサシン!」 「は? アサシン?」 『わわ、人前でみだりにクラス名を喋っちゃ駄目だよマスター!』 「あ、そっか。なんでもないよプロデューサー! じゃあいってきまーす☆」 訝しむプロデューサーを他所に、みりあは急いで着替えを済ませると楽屋から飛び出した。 迷路のようなTV局の中を迷うことなく駆け抜け、出口で彼女のことを待ち受けている少女に声をかける。 「お待たせアサシン♪ さあ、ショッピングにレッツゴー☆」 『だからアサシンって呼ぶのは駄目だってば……』 「えーっと、じゃあ樹ちゃん! ショッピングに行くぞー!」 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆***** 「アサシンはなにか叶えたいお願いってあるの?」 『だからアサシンじゃないよ』 繁華街の人ごみの中、マスターは聖杯に望む願いはないかと尋ねてきた。 流石にこうも人が多いところで聖杯戦争に関わる話をすることは憚われ、持ってきていたスケッチブックで返事をするわけにはいかなかった。 「私ね、叶えてもらいたいことがいーっぱいあるんだっ☆ カワイイ衣装とか、大きなステージで歌ったりとか! でも一番はみんなのところに戻って、また全員一緒にステージに立ちたいんだ☆」 『私の願いも、マスターを元の世界に戻してあげることだよ』 「ほんと!?」 『うん』 「えへへ♪ ありがとう樹ちゃん☆」 マスターはアイドルであった。 自分が歌手になるという夢を抱いたのが12歳の時であったのに、マスターは11歳にして既にステージに立ち、そしてお客さんを笑顔にしていた。 すごいと思った。歌唱力もダンスもとても小学生のものとは思えないレベルで、そしてなによりも彼女の笑顔は、煌びやかな衣装やスポットライト、出演者が身に着けていた宝石なん かより、ステージ上の他のどんなものよりずっとずっと輝いていた。キラキラしていた。 そう。彼女は、スターなのだ。 歌と、そして彼女の笑顔の輝きでみんなを笑顔にする、人々を幸せにする素敵な星。 きっと彼女が元居た世界では、彼女が失踪したことでみんなが心配している。悲しんでいる。 だから私は、マスターを守って、無事に元の世界に帰してあげなければならない。 「樹ちゃんってお姉さんがいるんだ! えへへ、実は私は妹がいるんだー☆ だから私もお姉さん!」 ううん、それだけじゃ駄目。ひょっとしたらNPCとしてマスターの知り合いもこの汚らわしい街に呼ばれているかもしれない。 彼女をアイドルたらしめる笑顔を、こんな聖杯戦争なんかで曇らせるわけにはいかない。もしもを考慮するとNPCへの被害も極力防いでいかなくてはならないだろう。 「ねえねえ樹ちゃん! また前みたいに変身して私を運んで! あれジェットコースターみたいですっごく楽しかった☆」 『そろそろ聖杯戦争が本格的に始まるから、そんなことしたらすぐに他のマスター達に見つかっちゃうよ。しばらくは禁止です』 「えー!! なんで!? 見つかっても大丈夫だよぉ! お願いッ」 『大丈夫じゃないし、今は人目も多いから無理だよ。あと、念話で話さないと変な目で見られるよ?』 「そんなことないよ。だって樹ちゃんはちゃんと私を守ってくれるし、今もこうして私とお話してくれてるもん。なにもおかしくないよ☆」 マスターはおしゃべりが大好きなのに、呼び出された時期のせいで念話かスケッチブックでしか会話できないことが申し訳ない。 だけどその分マスターを守る力を持ってくることができたのだから、彼女の為にも精一杯頑張ろう。 「そろそろお腹減ってきたね。樹ちゃんは何か食べたいものある?」 マスターからの質問。 近くに目をやれば、ハンバーガーショップやホットドッグの屋台などがある。 ハンバーガーやホットドッグなど、四国にも外国の料理は残っていたが、やはり本場のものはスケールが違う。 どれも捨てがたく、悩みに悩んで出た答えを手元に用意していたスケッチブックに書いてマスターに見せる。 「おうどんかー。この街にうどん屋さんってあるのかな?」 【クラス】アサシン 【真名】犬吠埼樹 【出典】結城友奈は勇者である 【属性】秩序・善 【パラメーター】筋力 C 耐久 D 敏捷 B 魔力D 幸運 C 宝具 B 【クラススキル】 気配遮断:‐ 後述の『無力の殻』を発動中にのみ、サーヴァントとしての気配を完全に断つことが可能。 【保有スキル】 神性:E~B 身体の一部を供物として神樹に捧げたことにより得たスキル。 供物として捧げた機能は神霊の所有物であるが、アサシンの身体の一部であることに変わりはないため、『散華』を繰り返す度に神霊としての側面が増加していくこととなる。 無力の殻:- 勇者へ変身していない状態のアサシンは英霊として座には記録されていないため、変身を解いている状態のアサシンは魔術師及びサーヴァントにサーヴァントとして認識されない。 なお上記のパラメーターは勇者に変身している状態のものであり、このスキルが発動している状態でのアサシンの身体能力は一般の女子中学生のものと変わらない。 【宝具】 『勇者の不凋花(神樹の祝い)』 ランク:B 種別:対人(自身)宝具 レンジ:0 最大捕捉:1人 神の祝福。 『勇者』という存在を害する全てに対し精霊が出現し、無効化する。しかし神霊由来の防御であるため、一定ランク以上の『神性』を持つ相手ならば突破は可能。その際の攻撃はBランク分の威力削減を行ってからダメージ計算する。 また神性由来でなかろうと、攻撃によって発生した衝撃波や音などには精霊が現れない、もしくは現れてもそれを緩和する程度となる。 なお、『無力の殻』を発動している状態でも、アサシンに危害が及ぶ際に自動で精霊は出現する。 『満開』 ランク:A 種別:対軍宝具 レンジ:99 最大補足:1000人 勇者の切り札。神樹から通常よりも多くの力を引き出し、飛行能力を得るだけでなく全てのパラメーターを倍加させる。 発動すると神官や巫女を思わせる服装となり、背後に巨大なアーチと花が現出し、そこからワイヤーを射出出来る。発動中はワイヤーの射程距離・操作性も格段に上昇する。 10ターンの発動を以って終了し、その際に『散華』が発生して身体機能の一部を喪失する。喪失する機能はランダムであり、サーヴァントとなっているため『散華』しても精霊が増加することもない。 また、『満開』発動中は『勇者の不凋花』は発動しない。 【weapon】 ワイヤー 勇者に変身している際、両手の裾に花の装飾が施されたリングを召喚し、そこからワイヤーを伸ばすことができる。 ワイヤーを巻きつけて拘束したり細切れに切断することなどが可能。 雲外鏡 満開によって追加された精霊。 木霊とは異なり自動発動はしないが、Dランク以下の攻撃を無効化する結界を展開できる。Dランク以上の攻撃は突破されるが、その際にDランク分の威力削減を行う。 【サーヴァントとしての願い】 マスターを平穏無事に元の世界へ戻す。 またマスターの関係者が巻き込まれていた場合、その人物も無事に元の世界へと戻す。 【マスター】 赤城みりあ@アイドルマスター シンデレラガールズ(TVアニメ版) 【マスターとしての願い】 叶えて欲しいことはたくさんあるが、一番は346プロのみんなとまたステージに立つこと。 【weapon】 なし 【能力・技能】 アイドルとしてのレッスンを行っている為、運動神経はいいかもしれない。 おしゃべりが趣味で、相手が独特な話し方をしていてもきちんと意思疎通ができる。 【方針】 アサシンに任せる。
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アイドルという夢よりも、綺麗な音を響かせ世界を魅了するよりも。 大切なものができてしまった。 「きっと、初恋でした」 水本ゆかりは【恋をした】。 相手は、自分を輝きの舞台へと引き上げてくれたプロデューサー。 屈託なく笑う彼の笑顔が、好きだった。 「どうしようもなく、私は彼のことが好きだったんです」 彼はゆかりにたくさんの幸せをくれた。 幼少から音楽に携わっていたが、彼のお陰で新たな世界を見出すことが出来た。 光り輝く舞台の上で、人達に笑顔を届ける。 数年前の自分では想像もできない楽しいこともあったし、可愛い衣装をたくさん着ることもできた。 それも全て、彼がいてくれたから。 彼が自分の手を引いて一緒に歩いてくれたから。 「傍にいてくれるだけでよかった。 アイドルとしてだけではなく、【水本ゆかり】を見てくれたあの人に私は心を奪われていたんです」 季節が変わっても、彼との関係は変わらなかった。 アイドルとプロデューサー。それ以上でもそれ以下でもない。 ゆかり自身、ここから先に進みたいという気持ちもあったが、自制した。 彼はプロデューサー、責任の重い立場だ。 自分が恋慕し、彼を困らせることはあってはならない。 だから、何も言わずにいた。胸に秘めた想いに封をして、そのままを維持しようと決めた。 「ずっと、ずっとずっと一緒にいたかった。この先もあの人は私の手を引いてくれると思っていた」 時間が止まってしまえばいいのに。 この一時が永遠になればいいのにとすら感じた。 あの【事故】さえなければ、幸福な刹那が今もしれない。 「プロデューサーさんが守ってくれなければ、私は今もこうして生きていなかった」 ありふれた話だ。 いつもはタクシーなどを利用して仕事から帰るが、たまには二人で歩いて帰ろうとゆかりが提案したのが間違いだった。 彼もゆかりも、最近面白かった出来事、何処其処の喫茶店のケーキが美味しいといった世間話に花を咲かせていた。 そして、【たまたま】飲酒運転の車が突っ込んで来て――。 「私の過ちをやり直したい」 宙を舞う彼の身体。 飛び散った血飛沫とひしゃげた足。 弱々しく震わせ、徐々に動かなくなっていく恐怖。 ――彼は、ゆかりを庇って車に跳ね飛ばされた。 血塗れの手を握り締め、何度も呼びかける。 けれども、彼は握り返してくれなかった。 「護ってくれると言ったあの人を、信頼に報いてくれたあの人を――今度は私が救う」 もう彼を救うには奇跡に縋るしかない。 「だから、力を貸して下さい。アサシン」 ゆかりの視線の先にいるのは、皺くちゃな顔をした老人だった。 何処にでもいる普通の人間に見える彼だが、サーヴァントとして呼ばれたからには当然常人ではない。 「……一つだけ、問いたいことがある」 アサシン――シルベストリ。 彼はそもそも人間ではなかった。 自動人形と呼ばれる機械仕掛けの操り人形は、依然として態度を変えずにただ言葉を続ける。 「【アイドル】という職業は人を笑顔にするものだと記憶しているが、笑顔の成す意味とは何だ」 笑顔を研究し、人間を知りたがった彼は此度の戦で呼ばれたことに不満はない。 仕える主こそ違うが、剣を振るおう。 「ミズモトユカリと言ったな。私を満足させる答えを、君は持っているのか」 弱く浅ましい存在である人間は、どれだけ強くなれるのか。 そして、人々を笑顔にする偶像の職業に就いてる彼女はどれだけ【寄り添う】ことの大切さを感じているのか。 シルベストリは、それが知りたかった。 「笑顔は、大切な人と過ごす時に自然と浮かぶんです。 好きな人といる時なんかは、蕩けるような感じだったり、ですね」 眼前の彼女は、自分に対して怯えこそすれど退くことはしない。 自分が投げかけた問いかけにも頭を必死にこねくり回して答えようとしている。 「それぐらい、大切なんですよ」 少しはにかむように答えた彼女の横顔は、いつの日かみたスズランの少女のように見えて。 「…………そうか」 満足のいく解答とは言えなかったが、何故か脳裏に強く刻まれたのだ。 【クラス】 アサシン 【真名】 シルベストリ@からくりサーカス 【パラメーター】 筋力B 耐久D 敏捷B 魔力E 幸運C 宝具E 【属性】 秩序・悪 【クラススキル】 気配遮断:C サーヴァントとしての気配を断つ。隠密行動に適している。 完全に気配を断てば発見する事は難しい。 【保有スキル】 単独行動:C マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。 ランクCならば、マスターを失ってから一日間現界可能。 戦闘続行:A+ 自動人形は身体を壊されようとも、最後まで戦い続ける。 シルベストリは答えを得るまでは止まれない。 心眼(真):B 自動人形でありながらも得ている戦闘論理。窮地において活路を導きだす。 また、視覚に頼らずとも空間の把握がある程度は可能となる。 【宝具】 『Empty Blade』 ランク E 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人 体内に内蔵された超絶技巧の剣技に耐え抜く剣の数々。 【weapon】 左手及び、身体に内蔵された剣。 【人物背景】 老人の姿をした自動人形。居合を得意とし、自動人形の中では伝説となる程の剣の使い手。 人間社会の中で「笑い」を研究し、考察している。 彼は常に答えを求めている。人間とは、笑顔とは、寄り添い生きる意味とは。 総ての答えを得た時、彼は心から【笑える】のかもしれない。 【サーヴァントの願い】 答えを得る。ゆかりを見届けることで、何かが理解できるかもしれない。 【マスター】 水本ゆかり@アイドルマスターシンデレラガールズ 【マスターとしての願い】 大切な人との日常をやり直す。 【能力・技能】 なし。強いて言えば、フルートが弾ける。 【人物背景】 彼女はアイドルとして輝きの向こう側へと踏み込んだが、あくまで【普通】の少女だ。 これはもしも、彼女が大切に想っているプロデューサーを無くしたらというIFである。 絆を取り戻す為ならば、彼女は前へ進むだろう。 例え、清純なる輝きが穢れても、ただ一人――大切な人の笑顔をもう一度見れるなら。 【方針】 やり直す、日常を。
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登録日:2009/06/10(水) 00 25 04 更新日:2024/04/11 Thu 20 33 28NEW! 所要時間:約 22 分で読めます ▽タグ一覧 FGO Fate GO NOUMIN TYPE-MOON YAMA育ち hollow stay night お前のような農民がいるか アサシン アサ次郎 イケメン イレギュラー コジロウ サーヴァント ドラゴンスレイヤー ナンパ師 三木眞一郎 似非暗殺者 佐々木小次郎 侍 剣豪 燕返し 竜殺し 花鳥風月 英霊剣豪七番勝負 農民(Lv.999) 門番 ────アサシンのサーヴァント、佐々木小次郎 『Fate/stay night』に登場する、第五次聖杯戦争での暗殺者のサーヴァント。 CV:三木眞一郎 『Fate』シリーズ全体における「アサシンクラスのサーヴァント」については、こちらの項目で。 ●目次 ○データ ○概要 ◆真実 ○戦闘能力●弱点 ◆宝具?◇燕返し ◆劇中の活躍「Fate」 「UBW」 「HF」 本編外での活躍 ◆名言 ◆Fate/Grand Order 余談 ○データ ◆ステータス 身長:176cm 体重:63kg 誕生日:不明 血液型:不明 イメージカラー:群青 特技:剣 好きなもの:花、鳥、風、月 苦手なもの:とくになし 属性:中立・悪 能力値 筋力 耐久 敏捷 魔力 幸運 宝具 C E A+ E A - ◆保有スキル 気配遮断:D サーヴァントとしての気配を断つ。 低ランクであるものの、それでもよく見渡さなければサーヴァントでも察知出来ない。 心眼(偽):A 視覚妨害による補正への耐性。天性の才能による危険予知。要は第六感、虫の報せ。 透化:B+ 明鏡止水。精神面への干渉を無効化する精神防御。 宗和の心得:B+ 同じ相手に同じ技を何度使用しても命中精度が下がらない特殊な技能。攻撃が見切られなくなる。 ○概要 紺色の陣羽織を羽織った侍姿の男性。 何事にも動じないクールな人格の持ち主で花鳥風月を愛でる雅なる性格。 常に余裕を崩さず、サラリと受け入れかつ愉しむので、ある意味究極のプラス思考。 生涯の全てを剣に掛けて生きた人物であり、それゆえに自身を刀や道具のようなものと称しており、破綻者を自認している。 武士として好敵手となる者との戦いを望む、まさに絵に描いたような武人である。 『暗殺者(アサシン)』のサーヴァントでありながら、その戦闘スタイルは暗殺とは程遠く、 拠点としている柳桐寺の入り口で、襲い来る他のサーヴァントを正々堂々と正面から迎え撃つ。 真名は、日本史において宮本武蔵の好敵手として有名な剣豪・佐々木小次郎。項目冒頭の台詞はゲーム本編における彼の第一声である。 聖杯戦争において、サーヴァントの真名は弱点の露呈に繋がるため、秘密にすべきものとされるが、 このアサシンは初めてセイバーと相対した時に自ら堂々と真名を名乗り、彼女を困惑させた。 以下、ネタバレ ◆真実 彼は、キャスターのルール違反によって召喚された、謂わば不正サーヴァント。 本来、冬木の聖杯戦争では、アサシンのサーヴァントは歴代のハサン・サッバーハの誰かが召喚されるのだが、 今回はサーヴァントであるキャスターがサーヴァントを召喚するという異常事態から、ハサンとは関係ない彼がアサシンとして召喚された。 しかし、佐々木小次郎は物語世界の日本史においては実在しない架空の人物であり、 このアサシンは伝承にある「佐々木小次郎」の秘剣・「燕返し」を再現できる無名の剣士の亡霊が、「佐々木小次郎」の名と殻を被って召喚された存在に過ぎない。 つまり、この架空の剣豪を名乗る英霊の正体は、その剣豪が使うとされる秘剣が使えるということで召喚された、ただ単に恐ろしく強いだけの農民Aさんである。 本人曰わく、確かに佐々木小次郎という剣客は居ただろうし、物干し竿と言う長刀を持った剣士も居ただろうが、それらは同一人物ではない。 伝承にある「佐々木小次郎」とは、宮本武蔵という剣客を讃える為に人々が作り上げた架空の人物に過ぎないという。 冬木の聖杯戦争は東洋の英霊に対応しておらず、彼が召喚されたのも要は魔術基盤の隙を突いたバグ技のようなものであり、 キャスター程の魔術師でもなければ本来このような召喚は行えない上、それによって召喚される英霊もまともな英霊ではない。 そんなイレギュラーな召喚により、「架空の英霊である佐々木小次郎として呼び出された農民Aさん」である彼であるが、一応本来の自分の生前も覚えている。 曰く、農民であった彼には名を持つこともなく、読み書きを覚える余裕などなかったという。 なんでも、たまたま山奥で剣聖と出会ってその太刀筋に魅了され、弟子入りしたというが、教わったのは花鳥風月のみで、最初の演舞を一度見たきりで剣を教わることはなかった。 その剣聖の置き土産である「物干し竿」を、農作業の傍ら、自身が魅了された絶技に近付くべく、そして空を飛ぶ燕を斬るべく、独学で振るい続けた彼は、 一度も果たし合い等をすることはなく、「燕返し」を完成させた直後に亡くなった。 奈須きのこ曰く、 「無名でありながら英霊検索に該当した伊達男舐めんなっつーの。心身共に山育ちだっつーの。そも剣聖なら刀なんか使わなくても次元を断つくらい出来るっつーの。千子村正、因果すら断つっつーの」。 最後のそれ、なんて朧村正? 召喚の際の触媒にして依り代となったのは「柳桐寺の山門」。 アサシンに対応する擬似的な令呪を持っているのはキャスターで、事実上のマスターも彼女なのだが、 元より英霊であり、現代に生きる者でないキャスターは英霊を現代に留めるための依り代にはなり得ないのである。 そのため、魔力供給を行っているのはキャスターであるが、現界に必要な魔力があれば彼女が消滅しても山門が破壊されない限り現界し続けられる。 なお、生前は冬木と縁があり、星を見るためによく柳桐寺の山門に来た事があると語っている。 一方、依り代となっている山門からアサシンは離れられないという制約も課されており、キャスターからは専ら山門の護りを命じられている。 キャスターの結界により柳桐寺の境内は敵サーヴァントの宝具の威力も大幅に削減させ、 地形効果によってアーチャーの狙撃すらも封じる環境を作り上げている。 故に、柳桐寺に攻め入るサーヴァントはアサシンの居る正門から侵入せざるを得なず、必然的に彼の土俵たる近接戦で戦う事となる。 しかも後ろに控える搦め手・陰謀を得意としているキャスターが得意の神殿の中で控えて隙を窺っているので、より攻略難易度が跳ね上がっている。 その戦い方からか、ランサーは苦手なタイプに彼を挙げていて、戦闘狂の彼をしてタイマンでも御免だと拒否した程。 彼曰わく「ああいう奴は遠くから仕留めるに限る」との事。 だが山門から離れられない制約はやはり不満がある上、キャスターからは番犬程度の存在と見なされており、 アサシンもキャスターを「女狐」と面と向かって言うほど嫌っているため、 第五次聖杯戦争のマスター・サーヴァントの中では、慎二とライダー組に並ぶほど険悪な関係である。 実際問題、TVアニメ版『UBW』ではキャスターをわざと煽った結果、魔術で胸部を破裂させられ肋骨を剥き出しにされる仕置きを受けた。 ○戦闘能力 長さが五尺余りの長刀「物干し竿」による「全てが首を落とすため」の鋭い一撃必殺の斬撃と敵の剣撃を刀でいなすのを得意とする。 剣に捧げたその人生は伊達ではなく、剣において彼を上回る者は存在しない、剣技のみに特化したサーヴァント。 特に敏捷値に関しては、元来スピードに優れたライダー・ランサーを押しのけ、第五次聖杯戦争においては(敏捷値のランク上)最速。 尤も敏捷のランクは移動速度と反応速度で評価されるので、足の速さではなく反応の速さでランク付けされた可能性もある。 単純な破壊力、剣速はセイバーに劣るもその卓越した剣技を持って彼女と渡り合う。 その剣術はセイバーのような西洋の剣特有の力をもって敵を叩ききる剛剣ではなく、刀特有の速さでもって敵を断ち切るものとされている。 第五次聖杯戦争で呼ばれたサーヴァントの中でも最高の技量の持ち主とされ、あのセイバーをも凌ぐという。 ディルムッドが「破魔の紅薔薇」を解放する事で漸く見切った「風王結界」の見えない斬撃すら、 彼は数回打ち合っただけで剣の寸尺形状を見抜き、髪一筋の位置で避ける神技を見せている。 その最高峰の技量から生み出される剣術と切り札の魔法の域にまで高められた秘剣「燕返し」をもって、 本来名も無き亡霊である彼は、名だたる英霊とこと接近戦においては互角以上に立ち回ることができるのである。 ●弱点 その卓越した剣技を活かせる近接戦では無類の強さを発揮できるのが彼の最大の長所なのだが、 正式なアサシンのサーヴァントでない彼は、アサシンのクラス特性を「気配遮断」以外失っており、上述の通り宝具も持たない。 そんな彼が他のサーヴァントに対抗し得るのはその剣技のみであり、それ一本で戦うしかない故に、 確かにアサシンはこと剣技においては第五次聖杯戦争で最高の腕前を持つとされるが、 逆に言えば「それが全て」であり、それ以外の戦法に対応出来ないのが最大の弱点。 更に言えば、武装である「物干し竿」は業物ではあるが、宝具ではない為に強力な武装とぶつかれば折れてしまいかねないため、強引な扱いは出来ない。 彼はこの弱点を補うべく、通常剣戟の際には相手の武器をいなすように捌くことで、衝撃を拡散させて刀が折れないようにしている。 それでもギルガメッシュのように肉体の殆どが強固な鎧に覆われている相手は頭部狙い以外に有効な攻撃は出来ず、 バーサーカーのような無効化宝具を持つ相手に至っては1対1の真っ向勝負で勝つ術が無い。 それでも実力は相当なもので、キャスターの結界、階段から登る以外無いという地の利など有利な要素があるとはいえ、 第五次におけるセイバー・アーチャー・ライダーを独力で、 相性が最悪のバーサーカーすら同じく相性最悪のキャスターと協力して山門から退けさせる事に成功した。 ちなみに(小次郎側から見て)攻撃手段のないバーサーカーをどうやって退かせたかと言うと、 キャスターのバーサーカー本体への「重圧」と小次郎の「攻撃的防御」という構えで、「これ以上近寄ったら自分も死ぬけどお前も死ぬよ」という相討ち狙いの戦法を取り、 これには流石のイリヤも後ろにいるキャスターを警戒して深入りせず、撤退したという。 尤もバーサーカーには「十二の試練」がある為、本気で殺す気で来られたらやられていたとも語られている。 流石にギルガメッシュ相手には「Fate」ルートで一方的にやられた模様。 『Fate/hollow ataraxia』を見る限り、遠距離からの王の財宝のガトリングで仕留められたと思われる(辺りに武器が散乱していた)。 「UBW」ルートではセイバーとの再戦の約束を果たすべき消滅寸前の肉体ながらも意志の力で現界し続け、 ハンデを背負いながらも以前に剣を交えた時よりも万全状態のセイバーと互角以上に渡り合った。 ◆宝具? ◇燕返し 秘剣───────燕返し ランク:− 種別:対人魔剣 レンジ:2 最大捕捉:1人 彼の唯一にし最大の切り札の「対人魔剣」。 厳密には宝具では無く、技術によって宝具の域に達した文字通りの必殺技であり、彼が全存在をかけて練り上げた究極の一。 基本的に構えらしき物を持たない彼だが、この技にだけは構えがある。 その実態は「多重次元屈折現象」による、 一の太刀:頭上から股下までを断つ縦軸 二の太刀:一の太刀を回避する対象の逃げ道を塞ぐ円の軌跡 三の太刀:左右への離脱を阻む払い という三種類の円弧の軌跡を描く斬撃を「同時」に放つ。これは連続剣と全くの別物。 解り易く言うと、連続剣は「同時に見える」のに対し、燕返しは「全く同時に放つ」というもの。 要は刀が三本に分裂して斬る技。発動には充分な足場が必須であり、狭い場所では二つにしか分裂しない不完全な技になってしまう。 本人曰く「複数の太刀筋で牢獄を作り上げる秘剣」。 通常なら回避出来ない魔技だが、あくまでも斬撃を三つ同時に放つだけなので斬撃に耐えられる程に頑丈な鎧なら防げてしまう。 またギルガメッシュの「王の財宝」にある多重次元屈折防具という物でも防げるとか。 宝具の域に達した秘剣であることに間違いはないのだが、偽りのサーヴァントであるためか、彼の宝具はステータス画面では「なし」とされている(あくまでスキル扱い)。 しかし彼の切り札であることは間違いないため、『FGO』ではこの秘剣が彼の宝具とされている他、格闘ゲームでも超必殺技として扱われている。 あとここまでしないと斬れなかった(※二撃同時程度では無理だった)燕とは一体どんな生物だったのかもたまに話題になる。ホント型月世界の日本のYAMAは魔境だぜ。 そんな存在なので、設定通りならこのTSUBAMEを数匹魔術で攻撃力を強化し、暗示をかけて敵に襲わせる程度で恐らくほとんどの敵に勝てる。 なお、『FGO』では、別段ここまでの魔技を用いずとも燕は斬れると明言されており、逆に燕を斬るためだけにこんな魔技を編み出した小次郎が変態呼ばわりされた。どう考えても後付けである。 ★各サーヴァントのへ勝率 VSアーチャー 「アーチャー的に遠距離で勝負したい所だが、接近しないと姿を見せないアサシン相手に狙撃は不可能だろう。 となると剣の勝負だが、彼の剣技はセイバーをして神域に達した力量と嘆息させる程で、勝ち目はない。 弓も剣も通用しない以上、UBWを使うしか勝機は無く、一方アサシンには相手に宝具の使用を促した経歴がある。 宝具の撃ち合いなら手数に優るアーチャーの勝利は時間の問題か。よって、アーチャーの勝利かも?」 という質問に対し、 「真っ当な「殺し合い」ならアーチャーが有利。されどアサシンは他の鯖と異なる戦闘条件で闘う曲者です。 多くの鯖が攻性である反面、アサシンは防性。柳洞寺という鯖殺しの地形とキャスターが作り上げた対魔術の防御結界は魔術・宝具を大幅に削減してしまう為、強力な宝具でなければ致命傷は与えられない。 となると、両者の戦いは剣技に寄る所が大きくなるのは明白。地形効果によって狙撃を封じられたアーチャーがやや不利か……?」 とコメント。 尚、2015年版アニメ『UBW』ではほんの僅かなシーンだがアーチャーVSアサシンの戦闘シーンが描かれる。 セイバーとの初戦直後でありながら、凄まじいスピードでの殺陣が繰り広げられた。 VS真アサシン 「敵との距離を一定に保ちつつ、投擲で急所を狙うのが真アサのスタイル。しかし、卓絶した剣技に中途半端な飛び道具が通用する筈もなく、40本の短剣全てを弾かれるだろう。 短剣が尽きた所で攻勢に転じれば小次郎の勝利は間違いないが、彼は山門からあまり離れられない。対するハサンも格闘戦は苦手なので、戦いは膠着状態に。互いに手詰まりとなれば宝具勝負。 しかし射程の短い燕返しに対して、妄想心音は離れた場所から相手に触れずに呪殺する事が可能。魔力Eの小次郎が倒れるは必須…よって、真アサシンの勝利か?」 という質問に対し 「鯖単体の対決なら、文句なく真アサシンに軍配が上がります。判定の通り、小次郎に妄想心音を破る手段は無いのですから。ですが、その先があります。 妄想心音の泣き所は「即死」ではないこと。通常心臓を破壊されれば即死ですが、相手は鯖。特に霊としての属性が強い小次郎は、心臓が破壊されたとしても戦闘能力は残っています。 宝具使用後の隙を突いて間合いを詰め、燕返しを放つ事も可能なのです。となると……結果は相討ち…?」 とコメントされている。 ◆劇中の活躍 「Fate」 柳桐寺に潜むサーヴァント打倒の為に襲来してきたセイバーを相手に堂々と姿を現し、いきなり真名を名乗り出て彼女の度肝を抜いた。 その剣技で彼女の猛攻を捌き続けるも、宝具の解放を渋るセイバーに業を煮やして不完全な燕返しを見せつける事で自らの力量を誇示。 彼女の全力を見ようとするも邪魔が入った事で勝負の中断を提案し、互いに撤退。 その後は登場する事はなく、別のサーヴァントに倒されたと言われ、セイバーとの再戦が叶う事はなかった。 DEEN版アニメでは下記の「UBW」の展開が混ぜ合わされ、桜救出のためにキャスターの作り出した地下神殿に殴り込んで来た士郎たちの前に神殿へと続く階段の番人として立ち塞がり、セイバーとの再戦が叶う。 事の顛末は原作の「UBW」の決着の通り。 「UBW」 セイバーの相手として再び剣を交えるべく彼女の前に立ち塞がった。 既に消滅ギリギリの中でありながらも初戦より万全なセイバーを相手に渡り合い、自身の胸中を告げ死闘を繰り広げる。 しかし、時間切れを避けるために強引に攻めた結果、セイバーの剣戟によって物干し竿の刀身が撓んでしまい、それが回避不能の筈の燕返しに「隙」を生んだ上、 見出した勝機が例え小さくとも、それに全てを賭けられるセイバーの直感と思いきりの良さにその「隙」を衝かれて敗北。 花鳥風月を愛でる者として、剣客として血反吐をセイバーに浴びせることをよしとせず、静かに自分を下した彼女を先に進ませると、満足のいく立ち合いが出来たことを喜びながら消滅した。 美しい小鳥だと思ったのだがな。その実、獅子の類であった ふむ。女を見る目には自信があったのだが。どちらも修行不足という事か…… 「HF」 謎の黒い影を相手になすすべなく敗北。 更に間桐臓硯による真アサシン召喚の為の触媒として利用され、生きたまま身体の内側から真アサシンに喰らわれるという、他のルートとは違い何の見せ場も無い悲惨な最期を迎えた。 劇場版ではただでさえ少ない出番がもっと少なくなり、総時間はおよそ1〜2分。 登場早々いきなり血を吐いて倒れ、真アサシンに胸を食い破られ肋骨が剥き出しのまま死に絶えるというグロシーンを晒して退場する。 台詞もたった一言だけであり、これだけの為に三木さんを招集したのかとよく言われる。 総括すると、ライダーと逆に、『「UBW」では見せ場が多く、「HF」ではまともな見せ場が無い』と言った感じである。 本編外での活躍 型月の中では珍しく目立ったキャラの崩れが無いキャラ。 ……だったが、『タイころ』ではナンパ師にジョブチェンジを遂げる。 しかし、元々色男なのである意味変わってないともとれる。 そんな彼もこの度『Carnival Phantasm』第九話で完全にぶっ壊れた。 山門ごとデコトラに積み込むという荒技で外に出た上、山門以外と殆ど触れていなかったからか、物言わぬ山門と会話し、求婚していた。 山門まで精神科医でも連れて行ってやるべきである。 上記の『タイころ』では虎聖杯の影響でついに山門の番犬から脱却に成功した。 そんな彼が行ったことと言えばただのナンパ。虎聖杯の魔力が変な風に頭に回ったのだろうか……?ちなみにナンパ成功率は驚異の0%。 安土桃山時代のテクニックではどうにもならなかったよ…。まぁ口説いた相手がことごとくアレなのも問題があるが。 そして、意外にも二次創作での登場回数が多いキャラでもある。 それでも、キャラの崩れはあまり無い。 侍キャラは弄りにくいのだろうか? だが、ご飯がカップ麺になったり、キャスターが引っ越した為にアパートの階段を守ったりと、酷い扱いをされる事が多い。 有名な余談だがアニメポケモンのロケット団のコジロウと名前も中の人も同じである。 青髪長髪というビジュアルも似ているので、上記のカニファン9話のデコトラのくだりなんかは「これポケモンのコジロウだよ」と言っても違和感が無いレベル。 ◆名言 「何を迷う。お互い、やるべきことは一つだろう」 「結末など、どうでもよい。ただ私は、其処に至る過程を楽しみたいのだ」 「そこまでにしておけ、傾奇者」 「拙者かよ!!?」 「一念鬼神に通ず。人の身と侮ったな」 「私は、私より強い奴に会いに行く!!」 「やな感じ~!!」 「アサシン、目標を狙い斬る!!」 「委細承知!!」 「天上天下!一撃必殺剣!!」 「十年早いんだよ!」 ◆Fate/Grand Order ☆1(コモン)のアサシンとして登場。 元々一般人Aさんのためか、真アサシンよりも低いレア度となっている。 ステータスも最後まで育てきってもやはりレア度の高い他のアサシンと比べると低い。 しかし、このゲームのガチャの特殊性とゲームのシナリオの進行上、特にサービス開始時のマスターたちにとって非常に頼りにされることになった。 まず、このゲームのガチャはサーヴァント(キャラ)と概念礼装(装備)が一緒くたに排出される上にサーヴァントは出にくい仕様であり、 レア度の高いサーヴァント、特に☆4(SR)以上ともなると、あまり課金しないマスターからするとそもそも目にすること自体稀。 そのため、無料ガチャでも排出されるレア度の低いサーヴァントでも使わざるを得ないマスターが続出した。 というより、そもそもFGO開始初期に☆4以上のアサシンクラスのサーヴァントはステンノとカーミラ(Fate)の二人しかいなかった。 そして攻撃宝具ではなくスキルも本体性能もお世辞にも強いとは言えなかったステンノ、攻撃宝具ではあるもののQ性能全面修正前な事もあってただハズレなQを3枚も持たされていたカーミラ。 両者共にゲーム性能が強いアサシンとはとても言い難い状況だったのである(ぶっちゃけて言うと性能ではハズレだった)。 そう、初期のFGO環境において強い高レアアサシン自体がそもそも存在しなかったのである(ちなみに☆3アサシンも荊軻のみであり、こちらも微妙であった)。 一方佐々木小次郎のレア度は☆1。つまり、無料ガチャでも排出されるレア度であり、10連を繰り返せばそれなりに顔を合わせる。 「小次郎は他のアサシンと比べると能力自体は低い」と前述したが、それはあくまでも「レア度が高い他のアサシンと比べると最後まで育てたときのHP・ATKのパラメータが低い」という話。 むしろスキルに関しては初期開放のスキル1が心眼(偽)という回避スキルなこともあって、初期の育成余裕が禄になかった頃のマスターには極めて有用であり、 パラメータに関してはそもそも当時はレベル20まで育てることすら大変だったレベルなのでそこまで関係がなかった。 そして、序章をクリアした後の一章では、とあるエネミーがマスターの頭を悩ませることになった。 名前は「ワイバーン」。このエネミー、わらわらと出てくるくせにHPは多いわスキルでクリティカルをバンバン決めてくるわと非常に厄介。 このゲームではエネミーにも便宜上クラスがあり、ワイバーンはライダーに属する。ライダークラスにシステム上有利なクラスはアサシンである。 ……もうお分かりだろう。対ライダーとして現実的に最も頼れるアサシンクラスのサーヴァントは☆1なのに妙に強い佐々木小次郎だったのだ。 果たして小次郎はそんなマスターたちの期待に十二分に応える活躍を見せ、マスターたちは敬意を込めて彼を「ドラゴンスレイヤー」と呼んだ。 サービス開始直後でほとんどのマスターが一章攻略中だった頃には、フレンドで呼べるサーヴァントの半分以上が小次郎とかいう事態もザラであった。 ???「すまない……空気が読めない男で本当にすまない」 とまあネタ的な意味でも愛されサーヴァントとなった小次郎だが、現在はガチャが改善されて高レアアサシンが充実したこともあり、影はすっかり薄くなった。 新規プレイヤーたちからすれば、ワイバーンなんてフレンドのジャックで解体するものであり態々小次郎なんて使う必要もなく、ドラゴンスレイヤーネタも通じない可能性が高い。 …というか大抵のプレイヤーならアサシンが欲しいと言われたらまず真アサシンの方を推す。 しかし、☆1と思えないほど強く、出やすいために宝具強化もしやすく、コストパフォーマンスも良いというメリットから、思い入れ補正を含めパーティに入れるマスターも少なくない。 スキルも 心眼(偽):A …回避1ターン クリティカル威力アップ3ターン 透化:B+ …精神状態異常を解除 クリティカルスター獲得 宗和の心得:B+ …必中3ターン クリティカルスター発生率アップ3ターン とクリティカルに特化した性能となっている為、上手くクリティカルを狙えば☆1とは思えないほどのダメージを出せる。クリティカルでゲージを稼げばハイペースで燕返しを使用することも可能。 聖杯によるレベル上限突破を行いハイレベルにして、適切な補助を行うことで高レアのサーヴァントを食ってしまうほどの強烈なアタッカーとしての活躍も可能である。 また、宗和の心得は強化クエストをクリアする事でランクアップし、スター発生率アップの倍率が強化されただけでなく、スター集中度アップ3ターンも追加されるのでより一層クリティカルが狙いやすくなる。 宝具は後に強化クエストが登場し、クリアで「ダメージ発生前にQuickアップ」効果が追加されるように。基礎火力の実質的な底上げが行われて更に使いやすくなった。 丁度クエスト追加のちょっと前に超強力なQuickサポーターが登場したことも小次郎には追い風であり、編成に組み込めば文字通り「さいきょうののうみん」が爆誕する。 弱点は全鯖中現状最下位のスタミナであり、袋叩きにされたらあっという間に落ちる。 その為盾役や防御力を上げる礼装は必須。 パートナーとしてはバフ追加できる孔明や、同じQuickスキルの高いジャック・ザ・リッパー、スカサハなどがベストパートナー。 キャラクエでは、明らかに人外である『地獄の使者デーモンソード』と戦い勝利しているが、「あの日のツバメの方が手強かった(意訳)」という爆弾発言をしている。 ともすると前述のワイバーンより手強かったりするのだろうか。燕とは一体……。 そして水着イベントにて「分身したり時間逆行したり空間を裂くような獣」と戦った事がある発言をしていた。 …明言していないものの、超スピードで動き回る生物(?)だと推測されるので、ファンの間ではこれが例の「燕」の正体だと予想されている。 と言うか、ワイバーンよりヤバイ「燕」とは別にこんな化け物がいたとは考えたくない。 そうだとしたらどんな魔境だよ…。 水着イベントでは同じコモン同盟(?)であるアマデウスから仮面を拝借してアイランド仮面(笑)を自称して一行に立ち向かったが… 「拙者だって遊びたいのでござる!!」 ちなみに、2016クリスマスにて同類が登場した。 2017年には、「佐々木小次郎」として因縁深い宮本武蔵が実装。 だが小次郎は上記の通り本人ではなく、武蔵も平行世界の存在という、微妙に噛み合わない存在で、マイルームでのボイス言及が多少ある程度だった。 ちなみに、今回実装された武蔵ちゃんこと女武蔵が生まれた世界では佐々木小次郎は実在していたらしく、「小次郎がいる」と聞いて武蔵ちゃんはこちらの小次郎を見に行ったようだが、 一目見るなり「あんな小次郎いるもんですか!」「強い弱いの話じゃなく、もう空位に達してるじゃない!」と驚愕していることから、 武蔵ちゃんの世界の『佐々木小次郎』とこちらの小次郎のどちらが強いかは不明だが、「空位に達している」と称するのが宝具の域にまで『燕返し』を高めたことに由来するとすれば、 武蔵ちゃんが知る『佐々木小次郎』は『燕返し』を開眼していなかったか、開眼していても常識の範疇の必殺技で、こちらの小次郎のソレのような魔剣じみた特性は持っていなかったと思われる。 なお、こちらの小次郎は「『燕返し』を披露できる無名の剣士に佐々木小次郎の殻を纏わせたモノ」…つまりは別人なので、武蔵ちゃんの世界の本人と似ていなくても不思議はないのだが、 武蔵ちゃんは外見の違いなどには言及しておらず、ただ「空位に達している」ことに関して「狸が化けてるのか!」と言うに留まっているため、 容姿もたまたま似通っていたか、あるいは「纏わせた『殻』には伝承にある装備等だけでなく容姿まで含まれている」かもしくは武蔵ちゃんがこの時細部までは見ていなかったかのどちらかと思われる。 1.5部において、武蔵が主役であるタイトル「英霊剣豪七番勝負」が発表され、出番が期待されていたが……? ※注意※ この先には『屍山血河舞台 下総国』のネタバレが含まれています。 構えられよ、武蔵殿。 我らが立ち会う理由は一つ。 腕に覚えがある剣士が二人、こうして出遭った事のみだ。 妖術師の用心棒として登場。 ちなみにこの時の彼がサーヴァントであったか生身の人間であったかは不明。 劇中で彼を見た他の英霊剣豪は、「現界した英霊ではない」「生者の命を揺らしておる」と評しており、サーヴァントではなく生身の人間かのような描写がされている。 その一方で最終決戦時のゲーム内の表記が「DANGER」表記(つまりは生身の人間)のエンピレオと異なり、「SERVANT」であることからサーヴァントと捉える事も出来る。 常陸の山にて妖術師に拾われ、一宿一飯の恩を返すべく懐刀として傍に付き従うことになる。 復讐と憎悪に狂った妖術師をして「まだ敬意の念が残っていたらしい」「人界において貴様の剣を上回る魔剣なし」とまで言わしめるほどの腕前を持つことから、 妖術師の対武蔵を想定したジョーカーとして控えることになった。 ただ、小次郎自身は「香の一つでも上げれば許すだろう」と妖術師の企てそのものにはとんと興が乗らないようで、 むしろ悪鬼羅刹揃いの英霊剣豪達を、次々に撃破していく武蔵にこそ惹かれていくようになる。 終盤の決戦の時も、結局妖術師が倒されるまで姿は見せなかった。 しかし、炎上崩壊する厭離穢土城の中、ようやく宮本武蔵と主人公の前に立ちはだかる。 武蔵にとっては異変の元凶を倒し、炎上する城から速やかに脱出したいところ 小次郎にとっては主が倒されたが、そこまで思い入れもなく、両者に本来戦う理由はない。 しかし武蔵と小次郎という、最大の宿敵を前にした二人にとっては些細なこと。 七 英 番 霊 勝 剣 負 豪 勝 負 、 最 終 セ_______ イ_______ 佐 バ_______ 々 | 宮_ 木 ・ VS 本_ 小 無 武_ 次 銘 蔵_ 郎_________ 我_______ 流_______ い ざ 尋 常 に 勝負!! この戦闘では味方サーヴァントが宮本武蔵1人であり、正真正銘の一騎討ちとなる胸熱展開。 BGMはぐだぐだ明治維新でも流れた、Grand Battleの和風アレンジ。 この時の小次郎は、クラスがセイバー、立ち絵が社長画の新規絵になっており、モーションも初期のものではなく新規にunlimited codesの動きを中心に変更されたものであり、燕返しの演出はアニメUBWの演出再現となっている。 後に、立ち絵以外のモーションは、通常のアサシン小次郎でも実装された。 戦闘は1対1だが、小次郎は複数ゲージや特殊スキルがあるわけでもないので、特段難しくはない。 宝具をそのまま受ければ敗北必至だが、スキル無空による無敵で問題なく凌げる。 逆に言えば、空位へと迫り第3スキルに開眼できなければ、燕返しを防ぎきれなかったであろう。 決着後は至上の立ち合いを終えたことに満足しながら、 「編纂事象の座の中に私が如き男がいれば、この一時の味わいを伝えてやりたいものだ」と言葉を残し、炎の中へと姿を消す。 そして。 いつか、どこかの世界で。 老いて死に瀕する一人の男。「編纂事象の宮本武蔵」の前に、長刀の剣士・佐々木小次郎は現れた。 あまりに遅すぎた運命に、老いた武蔵は己がもはや戦えないことを嘆き、赦しを乞う。 だが、当の小次郎が口にした言葉は――― 「案ずるな。嘆く必要などない。 つい今しがた、私は確かに武蔵と立ち会った。まことの二天一流が如何なるものかを見た。 ゆえに御老人、案ずるな。 新免武蔵は―――我が前にて、零の地点に到達し申した。」 「――――――――。そうか。 …………嗚呼、おまえがそう云うのであれば信じよう。武蔵は空の座へ至って零を知った。 そうなのだな。そう……なのだな、我が運命。佐々木小次郎。 それは、よき…………話だ………………。」 時と世界を隔てた、あまりに奇妙で、あまりに遅れた形こそなったが。 運命との決着は、あやまたず此処に果たされたのであった。 余談 後に、Fate/Samurai Remnantにて、佐々木小次郎は実在していたことが判明。一応、当人もそういう人はいるんじゃないかとは言っていたが。 どういうことだと突っ込みたいところだが、実は矛盾はしてない。 というのも、「巌流島で戦った佐々木小次郎」というのは武蔵の弟子の宮本伊織が残した碑文を原典としており、当事者以外その戦いを目撃した人間がいないのだ。 何なら碑文には佐々木小次郎の名前すらない。 分かっているのは武蔵と戦った燕返しを操る剣豪がいたというだけで、そこから連なるあらゆる架空の逸話こそが「存在しない佐々木小次郎」という英霊の基礎である。 そして、現実に生きた燕返し使いはそれらの逸話と同一視されることなく生涯を終えたのだろう。 追記・修正は燕返しを見切ってからお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] ☆1にあるまじき強さを誇る農民、剣技のみで第二魔法まで到達したのは伊達じゃない。 -- 名無しさん (2017-06-13 19 45 58) いろんなサーヴァントが増えたけど剣の技量だけなら未だにトップを維持できてるのは流石 -- 名無しさん (2017-08-06 20 00 29) ☆1でもいいからセイバーで実装してほしい。 -- 名無しさん (2017-10-16 20 41 51) キャラグラだけならともかく、イラストレーターも社長だしなぁ -- 名無しさん (2017-10-16 22 25 07) アサシンの小次郎にモーションと絵の変更があればそれで満足。原作的にもクラス変えてほしくないし -- 名無しさん (2017-10-19 23 25 47) この御仁こそまさにレベル999の村人 -- 名無しさん (2017-10-22 01 10 28) 宝具のSEもUBW準拠が良かったんだけど普通でガッカリ -- 名無しさん (2017-10-24 17 38 06) 映画だと尺の都合も有って台詞減って束 -- 名無しさん (2017-12-13 20 49 06) これセイバーですよね? -- 名無しさん (2020-04-11 03 24 04) いまでも聖杯使ってやれば戦える -- 名無しさん (2020-08-11 13 41 11) ↑3あのシーン、真アサシンが小次郎の腹から出てきたんじゃなくて、真アサシンが小次郎の腹を貫通して倒したと誤解した新規が結構いたみたいだな -- 名無しさん (2020-10-14 20 33 15) 燕返しの一点だけってことは生前は物干し竿使ってなかったのかな? -- 名無しさん (2020-10-14 20 52 02) ↑宝具とは『その英霊を象徴する武具・技・伝承を象ったもの』。この英霊ならぬ亡霊の象徴は所持していた刀に非ず技の方だったという話 -- 名無しさん (2021-10-28 07 53 40) このNOUMINの燕返しは以蔵さんも真似できないらしい…まあ、そりゃそうか。 -- 名無しさん (2023-03-25 02 47 54) ドラゴンボールのヤジロベーのセリフ「あいつもう人間じゃねえな。」が浮かぶ。 -- 名無しさん (2023-10-16 19 24 25) サムライレムナントからして一部の世界の佐々木小次郎(真)も似た声をしてるらしい… -- 名無しさん (2023-11-01 11 05 26) まさか○を伝授してるとは。 -- 名無しさん (2023-11-01 19 30 53) 名前 コメント
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生月日 11月7日 Wikipedia https //ja.wikipedia.org/wiki/TAMATE_BOX 所属事務所 https //www.bigislandrecords.com 所属ユニット https //artist.aremond.net/fuz 提供リスト 2018年7月4日 いきなりパンチライン(SKE48 23rd single) 作曲 花の香りのシンフォニー 2020年7月22日 シャーベットピンク(NGT48 5th single) 共作曲 シャーベットピンク
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Uri2Box Android端末のブラウザの共有からDropBoxに 閲覧しているサイトのインターネットショートカットを アップロードできます。 開発・動作確認済み機種 SC-02B(Galaxy S) 名前 コメント
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JACK IN THE BOX 09 / TIME TABLE 開場:13 00 開演:14 00 14 30~ ゾロ 15 00~ シド 15 50~ ムック 16 40~ Creature Creature 17 30〜 カラス 18 20〜 ギルガメッシュ 18 50〜 TETSUYA 20 10〜 Ken ※情報が追加され次第、随時更新します。
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「ううん、涼しくて気持ちのいい夜だね」 冬木市の市街地、高層ビル群の一角、その屋上にて1つの影があった。 木訥な、悪し様に言えば特徴のない学生だった。 強いて特徴を言うならば、横に長く切れた細目と首からかけたマフラーくらいだろうか。 開いているのかどうかも怪しい眼は、夜の街並みを見下ろしながら、薄笑いを浮かべている。 「お前も予選を突破した魔術師か」 静かな夜に靴底とアスファルトが皹を入れる。 屋上へ通じる唯一の通路から、別の少年が光と共に現れる。 制服が同じ、ということはお互い同じ学校の生徒なのか。だが、その瞳は少年と異なり、強い意志に燃えている。 「……なんのことです?」 「とぼけるな。ここにいるということは、お前はもう記憶を取り戻したんだろう。 なら、やることは一つだ。サーヴァントを出せ。さもなくば……」 一方的に喋りながら、回路を戦闘用に切り替える少年に、彼は手を振って静止を求める。 「ちょ、ちょっと待ってください。記憶を取り戻したってなんのことですか? 僕は何も忘れていない。それにサーヴァントって何の話です? 僕はそんなもの見たことも……」 「セイバー、やれ」 少年が言の葉を放つが先か否や、月光に煌めいた一閃と共に、彼の首が夜に飛んだ。 その切っ先の終点には、実体化した少年のサーヴァント……セイバーの剣があった。 「よろしかったのですか? 見る限り、本当にマスターではなかったようですが」 剣を納めたセイバーが主を問う。しかし、そこには詰問するような調子はない。 「ああ。だが、疑わしい者を残す理由もない……軽蔑するかい、セイバー」 「いいえ。貴方がどれほどに聖杯を望んでいるかを私は知っている。 そして、私もまた聖杯を望む者。ならば私は貴方の剣となりましょう」 セイバーの応えに、少年はそっぽを向けた。僅かな感情の緩みを見られたくなかったからだ。 セイバーの問いはもっともだった。確かにその体からはマスターの証である令呪の気配がない。 それが事実だとすれば、彼はたまたま基本ルーチンから離れたNPCなのか。 ならば、これは少年の勘違いだ。剣を納めるべきは自分だし、もし自分の感情だけに従えるならそうしていた。 だが、今の少年は背中に大きなものを背負って、この方舟に来ている。 その勝利のためならば、あらゆる不安要素は排除しなければならなかった。 全ては、救済のために。猫の額程度もない小さな世界を守りたいため。 (それに……あのNPCの目……あれは、まるで……人を蟻か何かとしか思っていないような……) 「ひどいなあ、待ッてクれっていったじゃナい可」 その声に、少年達は振り向いた。月光の降り注ぐビルの屋上に、首のない肉体が立ち尽くしている。 「何で、死んでない」 「? そりゃそうだろう。NPCに厳密な死なんてないよ。 中核データが破損でもしないかぎり、ねえ」 「NPCの肉体データに、寄生していたというのかッ!」 「ウン、そりゃそうだ。せっかくこの年になって学生をやれるんだから、ちゃんとそれっぽい身体でやりたいダロ?」 手を大仰に広げた屍は、口ほどに物を言った。その意味に、少年は信じられないと首を振る。 こいつはつまり、突破できる予選を、ただの学園生活をギリギリまで楽しんでいたのだ。 「ダカラ、待ってくれっていったじゃないカ。今、本当の身体にするカラネ」 そう言って首のない彼の指が小気味よい音を鳴らす。 その瞬間、少年の踏みしめていた足場が崩れた。コンクリートであったはずの床は、 難読な文字をびっしりと書かれた呪符と散らばり、拡がっていく。 「ビルを1階分丸ごと偽装していたってのかッ!?」 「マスター、あれをッ!」 驚愕に震える少年に、セイバーが指を示す。偽装を解かれたビル、その本当の屋上の中心に、首のないもう一つの身体があった。 でっぷりと膨らみ、しかしみずみずしい筋肉に包まれた偉容だった。 「カ……ッ!」 首のない学生の胸が大きく膨らんでいく。胸骨肋骨、肺をぶち破って出てきたのは。 「ッカカカカカカカカッ!!!!!!!」 その真の身体に納められるべき、本当の首だった。 「私は今、卒業したネ!(しみったれた学園生活用ボディから) 社会派幽凄道士・馬吐呑(マー・トンツー)と呼んでもらっても構わないヨ!」 鉄の魔神めいて首と肉体が合身し、ただの肉の置物だったその身体に神経が通る。 しばしアドミナブルを隆起させて元の肉体を堪能していたが、それを見ていた少年はただ唖然とするほかなかった。 「……さて、お待たせして申し訳なイ。それじゃあ、相手してやるかネ、セイバー君ッ!!」 「な!?」 義体から戻したマフラーが馬の身体に巻き付きトレンチコートを形成する。 それが如何な魔術によるものか、少年には考えることができなかった。 マスターであるはずの男が、セイバーに突撃したのだ。 「ふふぅ、うふふふふふふううう」 「こ、こいつ! 骨に神秘を刻んでいるのかッ!!」 掌打、蹴撃、なぜか自在に動き襲いかかるマフラー。あらゆる変則的な攻撃にセイバーは防戦一方に追い立てられる。 通常、このようなことはあり得ない。 セイバーとてムーンセルに記録されるほどの猛者ではあるが、 この男の用いるのは中国拳法……功夫と呼ばれる物。西洋の技と東洋の技の噛み合わなさが、セイバーの攻めに転じられない理由だ。 だが、それだけではセイバーの剣を、神秘に守られた兵装をただの拳が防ぎ、打ち合うことができるはずがないのだ。 肉体そのものが、神秘の片鱗を宿していない限りは。 「それでも、サーヴァントとは言え英霊と渡り合うなんて……! 真逆、お前、死徒かッ!? そんな奴がなんでこの聖杯戦争にッ!?」 「西洋の保菌者みたいに言われるのは心外だな。 いやなに、ちょっと「向こう側」永い旅をしていたんだが、そこで物珍しい木を見つけテネ。 植林事業に手を出そうかと思った矢先にここに呼ばれたんだヨ」 セイバーと撃ち合いを繰り返しながら、馬はしみじみと思い返すように昔を思い返した。 逆さまに上っていく滝、フラタクル構造をした虹、鳥のような魚。 ちょっとしたアトラクションめいた世界を満喫していたのだが、そこで方舟の元となった木を見つけたのだった。 いや参った参った、と可々と笑う馬に少年は頬に冷や汗を垂らした。 馬鹿馬鹿しく笑ってはいるが、相手は紛れもなく死を纏った人外……死徒だ。 音に聞こえる二十七祖ほど、とまでは思わないが、マスターとしては破格すぎる。 なるほど、セイバーと打ち合えるのも無理はない。だが。 (感謝します。マスター、もう少しで、読み切れる!!) 少年の心憎いサポートに、セイバーは内心で感謝した。 そう、僅かにであるが、セイバー防戦一方から攻勢へと転じつつあったのだ。 如何に相手が死徒であり、相性の悪い東洋圏の技法を用いていたとしても、それでもセイバーは英霊だ。 どうやら長旅で相手の自慢の肉体は何割か消耗しているらしく、 初見の不利は、この撃ち合いで相手を見切ることでなくなりつつある。 あと1分もしない内に、天秤は、勝利はこちらに転がる。 ((この戦い―――我(僕)等の勝利だ!!) 「――――とか、そういうことを考えるあたりカネ」 酷薄な、嘲るような笑みを馬は浮かべた。 人間を超越した化外の瞳を隠すサングラスに写った像をセイバーは見入る。 セイバーの勝利を確信した少年の背中にはそれまで影もなかった男が一人立っていた。 「マス」 「や、本当に知らんかったんだヨ。一度も見たこともなかったしね。 ま、ずーっとワタシを見張っていたことはわかっていたけどネ」 「あ、あぁ……」 セイバーが振り向いて、馬が嘲ったその向こうに、鮮血が跳ねた。 少年の背中から胸に貫いた赤い刃が、華のように咲き誇る。 「タアアアアアアアアア!!!!!!!!!」 鬼神の如き速さで、セイバーは一太刀を繰り出すが、黒衣の男…… アサシンは素早く――もうこれには興味がない、というように――剣を少年から引き抜き、血溜まる海に少年を沈めながら飛び退いた。 マスターが窮地に陥っても助け船を出すこともなく、マスター暗殺の瞬間をねらっていたのだ。 「貴様ああああああ!!!!」 「ご満足いただけましたか、媛。それは重畳にございます」 吠えるセイバーの声など木の葉の落ちる音程度も感じない様子で、アサシンは虚空に向けて何かを呟く。 延びた黒髪の間から見える赤い瞳は淀んで血のように昏い。 セイバーはマスターを抱き抱えて呻いた。臓腑を吐き出さんばかりに後悔した。 なぜ気づかなかった。死徒の存在に目を奪われ、マスターを追いつめた程度で油断してしまっていた。 これは聖杯戦争だ。サーヴァントこそを何より警戒しなければならなかったのに。 「セ……セぃ、ァ……」 「ま、マスター! まだ意識がッ!!」 その後悔に神が気まぐれの善意を差し向けたか、少年は血を泡と吐きながら呻いた。 揺さぶろうとするサーヴァントの手を払い、そのまま右手を月に掲げる。 「さ、三度、重ェて、令呪に願…………」 「! 了解した、マスター。如何な命令とて、この剣にて叶えて見せよう!」 鬼気迫るマスターの表情に、セイバーは自分の愚かさを改めて呪った。 今すべきは自身を責めることでも、マスターを案じることでもない。この死地をなんとか突破することだ。 三度の令呪を切れば、どうなってしまうかはわからない。 だが、出し惜しみできる状況ではない。ならば、ここに乾坤一擲を賭す。 アサシンも死徒も、最低限の構えだけで積極的にこちらに向かってくる気配はない。 令呪三枚掛けのセイバー相手に太刀打ちは不可能と理解しているのだろう。 今は見逃してやる。だが、次こそはしない過ちはしないと誓い、剣をーーー 「あのアサシンの剣を奪え……! なんとしてもだ……ッ!!!」 意味が、わからなかった。あのアサシンの――今はもう背中に仕舞ってある――剣を奪うことに何の意味があるのか。 分からなさすぎて、セイバーはもう一度マスターの方を向いた。 血の抜けた青ざめた顔で、少年は目だけは爛々とさせている。 そこでセイバーは気づいた。気づいてしまった。マスターが、少年が見ていたのは自分ではない。 聖杯に注ぐべき願いでもない。帰りを待つ人達でもない。 もう、自分の心臓を貫いた、あの紅い刃しか見えていないのだ。 「う、うあああああああああ!!!!!!!!」 セイバーは慟哭と共に剣を振りかざした。 そこからのことは語るまでもない。 対魔力で令呪にあらがっても、令呪のまま逃げに徹するアサシンを追おうとも、 もはや彼らの聖杯戦争に先などないのだから。 「いや、手並みは拝見させてもらったヨ。アサシン」 霧散した魔力に手をかざしながら、馬呑吐は満足げな表情を浮かべた。 それは相手を倒したからというより、久しぶりに運動をしたら気持ちがよかったというたぐいの物だった。 「それで? ずーっとワタシを見張っていたのだろウ? 見ての通り、長旅で自慢のボディもクタクタネ。 フルチューンならともかく、撃ち合いにしても道術にしても、英霊相手ではちと分が悪い。 ここは共に戦っていくのが良いと思うが――どうかネ?」 「……私は、特に聖杯に捧ぐような大望などありませぬ。 マスターが望まれるのであれば、英雄相手にどれほど通じるかわかりませぬが、尽力させていただきましょう」 片方の拳をもう一方の掌で包み、礼を取りながらアサシンは謙虚に応じる。 自己をおくびにも出さないその様は、生粋の職業暗殺者に見えた。だが。 「ふぅむ。それはその背中に差した媛君の意向カネ?」 「――」 りん、と鈴が鳴る。その音が鳴り終わるより速く、アサシンの持つ紅の刃が馬の喉元に寄せられる。 (婁よ、こやつ――) 「ええ、聞こえておりますよ、媛君。なるほど、げに恐ろしき魅了の魔力。 これでは有象無象の者共はひとたまりもありますまい。私にその美貌効かぬとその美声聞こえしは、 どうやらマスターとてつながった経絡によるものかト。 間男が入ったようで恐縮ではありますが、野暮は致しませぬ故、どうか容赦願いたい」 (……ふん、妾を納めよ、婁。こいつも上物であるが、これは後回しじゃ。今は数が欲しい) 「……はッ」 嘘くさいほど慇懃な礼を取る馬に、媛……アサシンの宝具はアサシンに命じると、嘘のように殺気を納め、剣を戻した。 そう、このアサシンの主人はマスターなどではなく、この媛君。 一目その刃を見れば誰もが媛を求め殺し合う妖刀である。 故に、その願いもまた聖杯ではなく、媛ただそれのみ。媛の求める供物を献上するだけだ。 「ま、いいんじゃないかネ。願いはないと思っていたんだがこれも一期一会、 そろそろ住み慣れた惑星(ふるさと)の地を踏むのも一興。 ついでに麻倉屋サンに聖杯を持って行けば、いい商談もできそうだしネ」 アサシンの剣呑な意志を、人間にはよくあることとばかりに捨て置き、 馬はピクニックに行く前日のように夜空を見上げた。 いや、実際彼にとってはそうなのだ。どのような場所であろうとも、旅の途中。ただ己の我を貫くのみ。 「おい、凄い音がしたけど、何かあった――」 あまりの状況に特別ルーチンでやってきた警官NPCを、無言でアサシンが手刀で貫く。 くず折れた警官は、たちまちのうちに黄泉より還り立ち上がる。 死体が呻くより先に、馬が呪符を額に張り付けると、NPCはたちまち両腕を正面に直角につきたて、ぴょんぴょんと跳び始めた。 「ま、最初はゆっくりやろうじゃないカ。聖杯は逃げない。人生は永い。 愉しまなければ損ネ。か、カカカカ、カカカカカ――――――!!!」 NPCをキョンシーに変えながら、死人使い達は進む。 いつも通りに、何も変わらず。 結果的にこの世を、地獄にしながら。 【クラス】アサシン 【真名】婁震戒(ロー・チェンシー)@レッドドラゴン 【パラメーター】筋力D 耐久E- 敏捷B+ 魔力D 幸運C+ 宝具C 【属性】中立・悪 【クラススキル】 『気配遮断:A-』 サーヴァントとしての気配を断つ。隠密行動に適している。 完全に気配を絶てば探知能力に優れたサーヴァントでも発見することは非常に難しい。 ただし自らが攻撃態勢に移ると気配遮断のランクは大きく落ちる。 【保有スキル】 『黄爛武術(剣術):B(A)』 東の旭日、黄爛国に伝わる武術を扱うスキル。実質的にスキル:中国拳法と同等。 ただし、アサシンは剣技を得手としているため、剣装備時にはB→Aとなる。 『単独行動:B』 マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。 ランクBならば、マスターを失っても二日は現界可能。 独立調査隊から何度も抜け出して暴れまわった逸話から。 『芸術審美:D+』 芸術作品、美術品への執着心。 芸能面における逸話を持つ宝具を目にした場合、ごく低い確率で真名を看破することができる。 特に刀剣関係に由来を持つ英霊であれば、確率が上昇する。 『軽身功:C+』 内力を操作することで、己の身を軽くし悪路を容易く突破する能力。 C+ならば準備さえすれば断崖絶壁すらも踏破可能。 【宝具】 『妖剣・七殺天凌(チーシャーティェンリー)』 ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉 1人 アサシンが片時も離さず持つ『愛』刀。その剣に宿る意志は妖艶にして酷薄な媛君。 魅了の魔力を持っており、その刀身の輝きを目にし、囚われた者はこの妖剣を欲しがる衝動の奴隷となる。 命を食らう性質をもち、相手の防御力を無視して生命力へ直接ダメージを与えられる。 そして、その刀に殺された者の生命・魔力は余すことなく媛への供物と食い尽くされる。 『天凌府君、其我也(わくわくてんりょうランド)』 ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:- 最大補足:1~50人 一度死し、復活したアサシンが手に入れた呪い。その手で殺した者を強制的に還り人……歩く屍へと変える。 そして、アサシンに直接殺されて蘇った屍に殺された者もまた蘇り、アサシンの支配下に置かれる。 ただし、蘇った者には狂化・Bが付与されるため精密な運用は不可能。 また、七殺天凌で殺したものも屍とすることはできない。(命を吸い尽くしてしまうため) アサシンは創り上げた屍の群れを国家『天凌』と定め、自らを『天凌府君』と名乗った。 『無二打(にのうちいらず)』 ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1 最大補足:1人 アサシンの奥の手。武技の極意。 攻撃ダメージ発生時に、自身の生命力の一部を上乗せすることで追加ダメージを与える。 追加する量はアサシンの任意で決定。また、媛の合意さえあれば七殺天凌が喰らった生命力をこの宝具に乗せることができる。 【weapon】 機械左腕(サイボーグアーム・レフト) 当時の最高技術を持って創られた義手。アンカーリールが内蔵されている。 仮面 舞踏会用のただの仮面。死者の王・天凌府君としてふるまうときに装着する。 【人物背景】 世界を二分する大国、黄爛の宗教組織・八爪会に所属する武装僧侶(暗殺者)。 他者評価は「殺せるか否か」だけで、媛に吸わせる血としか見ていない。 視野の隅を「凝視」する特技を持ち、暗殺対象の必死の瞬間を狙い続けている。 一応国家の暗殺組織に所属するが、傅くのは媛だけであり、他人に従う気は皆無。 物語本編では媛の供物にするためだけに仲間を裏切りってもう一つの大国・ドナティアの要人を殺害し世界を緊張に叩き込んだ。 その結果、彼は一度死ぬが、世界の特殊なシステムにより還り人(平たく言うとゾンビ)になり復活。 舞台であるニル・カムイすべてを媛に捧ぐべく、死者の群れ『天凌』を率いてニル・カムイを地獄に叩き込んだ。 しかしその内心は媛への愛だけであり、媛に見捨てられることを何よりも恐れている。 【サーヴァントとしての願い】 聖杯戦争はどうでもいいので媛を愛する。愛する人が命を欲しがっているので当然捧げる。 【基本戦術、方針、運用法】 隠密行動からの暗殺一択。正面きっての戦闘では勝ち目はほとんどないため、如何に奇襲に持ち込むかが要になる。 NPC狩りで増やした天凌国民をスナック感覚で送り込んで、その混乱に乗ずるのも有効だろう。 【マスター】馬呑吐(マー・トンツー)@宵闇眩燈草紙 【参加方法】「向こう側」でぶらり旅をしていた際にゴフェルの木片を手に入れた。 【マスターとしての願い】情欲のままに旅の続きを。 これが終わったら聖杯を土産に「こちら側」に戻るのもいいかもしれないネ。 【weapon】 『強化調整肉体』 ヒヒイロカネ製骨格フレームに生きたまま腑分けした少年少女の筋をあしらったお手製のボディ。 ただし、向こう側での冒険で疲弊しており、完全なスペックは発揮できない。 『マフラー』 意のままに動いてあちらこちらを切り刻む。しかもドリルにもなる。 『呪符』 道術や身代わりに使う大量の符。どこに仕込んでいたか聞くのは野暮。 【能力・技能】 『真・幽棲道士』 死んで私に抗えるものはいないと豪語するほどの、僵尸(キョンシー)を操る死人使い。 吸精鬼であり長い時間を生きているため、符術・道術・功夫を高水準で修めており、 死体の数さえあればそれらを束ねて巨大傀儡にしたり、マフラーを武器にして戦うこともできる。 技術者としてのスキルも持ち合わせており、死体を改造して強化キョンシーを作成することもできる。 死人使いの特性上、相剋の関係から木気(雷)との相性が悪いが、肉体的基礎スペックを底上げすることで対処した。 もちろん銀やニンニクなど吸血鬼的弱点があるが、大体は克服しており「健康のために日光浴をする」レベル。 【人物背景】 大陸マフィアの用心棒。トレンチコートに帽子にグラサン付けたクラシックマフィア然としたデブ。 その傍ら、五行器という永久機関の完成を目論んでいた。 が、その過程で首から下を完全消滅させてしまい、もののついでとより強化された肉体製作のために アメリカ大陸の街一つを『向こう側』へ消滅させた。しかしその最後に自分も『向こう側』へ 吸い寄せられてしまい、抗おうかと思ったが、それもOKかと穴の向こうへ消えていった。 口調は余裕のある時は胡散臭い中国語(~アルネ)だが、マジギレしたりすると標準語になる。 長く生きたため本来なら仙人へ至れるが、「情動を捨てて何が生か!」と俗世を満喫している。 【方針】 本人は巻き込まれただけなので普段通り物見遊山。 普段通りなのでアサシンの求愛活動ついでにさくっと殺してキョンシー作ったりする。 倒すことはできないまでも初見ならば真向からでもサーヴァントと打ち合えるので、 自身(とキョンシー軍団)が囮となってサーヴァントをひきつけ、その隙にアサシンで必殺するのが有効。